尺八奏者 みさわたいき
2015年3月28日土曜日
尺八を身近に。
尺八のこと、尺八の音楽のことをもっと身近に感じて欲しい。また自身の音楽活動も親しみやすいものでありたい。そんな気持ちでブログのタイトルを『尺八カフェ』にしました。コーヒーは出てきませんが、皆さんと一緒に尺八と楽しい時間を過ごすことが出来たら嬉しいです。
尺八は難しい?
尺八は難しいか?
はい、難しいです。
と言っては身も蓋もないですね。
一般に尺八は難しい楽器と思われています。誰が言い出したのか『首振り三年…』という言葉もありますし(この言葉の意味はまた改めて)。確かに尺八は小学生の時に吹いたリコーダーのようにただ息を入れれば鳴る楽器ではありません。尺八やフルート、篠笛などはエアリード楽器と呼ばれ息自体が振動して音となります。原理は空き瓶をボーっと鳴らすあれです。実際、学校公演などで子供に体験してもらうとその場で音が鳴るんですよ。あれ、意外と簡単そう?
先ほど、ちらっと名前の上がったリコーダー。クラシック、特に古楽では大活躍する楽器です。テレマン、ヘンデル、ヴィヴァルディなどバロック音楽の作曲家が沢山のリコーダーの為の作品を残しています。日本では教育用に簡単に吹ける楽器のように思われている節がありますが、とても奥深い楽器だと思うのです。
話が脱線しましたが…尺八に限らずどんな楽器にも違った難しさがありますし、続ければ色々な課題にぶつかります。尺八が他の楽器に比べて特別に難しいことはないと思います。
今日はここまで。
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